慶応工学会賞をいただきました

慶應義塾大学からの卒業にあたり、 慶応工学会賞という賞をいただきました。慶應義塾大学の学生すら存在を知らない人が多い賞かと思いますが、おおむね首席にあたる賞らしいです。失礼ながら、賞を頂くまでは私も存在を知りませんでした。私の代の卒業式は新型コロナウイルスの影響で無くなってしまったのですが、本来であれば卒業式で表彰されるものだったようです。数理科学科の事務室で簡易的な授賞式をしていただいてありがたかったのですが、どうせなら卒業式で表彰されたかったですね。

もう少し細かく賞について説明すると、慶應義塾大学の首席というのは一般的には学業成績優秀者表彰というものがあり、ほとんどの学部から1人ずつ成績優秀者が選ばれます。ただし理工学部については例外となっており、学科ごとに全く異なるカリキュラムが採用されているので、学科ごとに1名ずつの首席を選んでくれることになっているようです。噂に聞いた話によれば、年ごとに持ち回りで4学科の首席には成績優秀者表彰が、そのほかの7学科の首席には慶応工学会賞が与えられるそうです。これについて正確な情報はどこにも出ていないと思われ、私が慶応工学会賞をいただいたときも賞の説明は特にありませんでした。一部で良く話題になっている金時計については、慶応工学会賞でも副賞として頂けます。

他の学部では数百人の生徒から1名が選ばれるので運要素も強いと思われますが、理工学部では各学科の数十人ほどの生徒のなかから選ばれるので首席をとりたい人にはおすすめです(念のため、これは冗談です)。そもそも成績だけで選ばれているのかは分からないのですが、参考までに私は数理科学科でGPAはおよそ3.95でした。交換留学のためにGPAが必要だったので良い成績を取っていたのですが、運が良ければ首席が取れるかなと思っていたので嬉しかったです。


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