100点を目指すTOEFL iBTの勉強法
最近またTOEFL iBTを受けないといけないことがありました。私は学部3年生で海外経験がほとんどなかったときに110点を取れたのが最高得点です。もうTOEFLを受ける機会も少ないと思うので、自分のTOEFL iBTの勉強法をまとめておきたいと思います。
90点、100点あたりを目標としている人が主な対象です。
概要
私の勉強の基本は単語とシャドーイング、そして問題を解きまくることです。
単語はTOEFL 3800のレベル3までを完璧にすることが理想ですが、私はレベル3は8割くらいになってしまっています。レベル4は見たこともないですが、単語を知らなくてTOEFLで困るという経験をしたことはありません。
単語に不安がある状態で80点台とかであれば、単語だけやれば点数は上がると考えています。大学1年生のころは、1日に何時間も単語をやっていた記憶があります。TOEFL 3800のスマホアプリを使って、朝昼晩とかに分けて1日に何度も確認するのがおすすめです。レベル3が固まってくるとRLは自然と上がったと思います。ただし、SWはテクニックが必要という印象があります。
Reading
リーディングは単語ができれば困ることはないと信じています。それだけで、ここ数年は安定して28点以上が取れています。ただし未だに時間には追われてしまうので、より単語量やリーディング練習を増やすと余裕が出るのかもしれません。
私は最初にざっと文章を読んでから問題を解いていくという方針をとっています。完全に理解できないこともありますが、大抵は問題を見てから該当部分を読み直すことになるので、長くても7分くらいで読み終わるようにします。あとは問題を頑張って解きます。
日本人が100点あたりを目指すのであれば、リーディングは満点を狙って28点くらいは取れるのが理想です。
Listening
リスニングも単語ができれば困らないと信じています。私は音声が流れている間は全くメモを取らないという戦略を採用しています。あんまり細かいことを聞かれることがないので、メモを取ることで聞き逃しが発生することを防ぐためです。
Speaking
私が最も苦手とするセクションです。新形式で4問に減ったことで旧Q1がなくなったことは嬉しいのですが、問題が減ったことで1問のミスが命取りになるので嬉しいことばかりではありません。テンプレートを覚える、シャドーイングをする、ロイヤル英会話などから使えそうな表現を暗記するなどの対策を行っていますが、苦手なのでアドバイスができません。アメリカに3年住んでいて22点を取りました。悲しいです。
SpeakingではListeningとは違い、メモをしっかりと書くことがおすすめです。回答の際にメモを見ながら話せるように意識をしてメモを取ると良いと思います。
テンプレートはこの動画などを参考にしています。
Writing
ライティングはテンプレートを使用することと、ある程度の量を書くことが大切だと考えています。Integratedは250単語くらい、Independentは500単語くらいを目安に書くようにしてから点数が(26点くらいですが)安定するようになりました。単語数の目安が示されていますが、この程度であれば上限があるとは考えなくても良いようです。
Integratedは聞いた内容をまとめるだけなので、そんなに難しくないと思っています。Independentは具体的な例をできるだけ入れ込むことで、文章量を増やしつつ英語話者が好むような構成にできるようです。自分の主張の理由を説明するときには抽象的な内容だけではなく、嘘でも良いので具体的な例を使用して説明することが重要になっていると思われます。もちろん抽象的な説明だけでも高得点が取れないというわけではないとは思いますが、具体的な例を説明することによって、平易な英語を使っても単調な内容になりづらいと思います。